1975-10-25 第76回国会 衆議院 本会議 第9号
したがつて、閣僚としてその任に値しない者と断ぜざるをえない。 これが、本決議案を提出する理由である。 〔拍手〕 これからその理由の要点をさらに申し述べたいと存じます。 不信任案の第一の理由は、国民が不況と物価高にあえいでいる現段階において、郵便料金の二倍から五倍に至る大幅値上げを内容とする郵便法の一部を改正する法律案を提案したということであります。
したがつて、閣僚としてその任に値しない者と断ぜざるをえない。 これが、本決議案を提出する理由である。 〔拍手〕 これからその理由の要点をさらに申し述べたいと存じます。 不信任案の第一の理由は、国民が不況と物価高にあえいでいる現段階において、郵便料金の二倍から五倍に至る大幅値上げを内容とする郵便法の一部を改正する法律案を提案したということであります。
このために大蔵大臣、通産大臣、経済審議庁長官等の関係閣僚と協議をして賠償方針を決定するという仕組にする考えであつて、閣僚の了解をも得ておる」という答弁がありました。 第二に、「ビルマにつき、賠償二億ドル、経済協力五千万ドルに妥結した経緯は如何なる経緯をたどつたのか。
それと、これがいよいよ最後になりますが、国家公務員と地方公務員がありますから、前の大達さんはあなたと一緒に曾つて閣僚だつたわけですが、大達文部大臣は国家公務員と地方公務員の継子扱いは絶対にしない、これは国家公務員と地方公務員の先生は一視同仁、あなたがさつき言われた、一視同仁で扱うということを言われていたわけです。
○中曽根委員 しからば伺いますが、そのときの内閣の助言と承認には、憲法第六十六条によつて閣僚全員の署名を必要とするものでありますかどうか。憲法第六十六条は「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ」と書いております。ここは非常に重要なところであります。
おそらくその理想をもつて自由党に入つて閣僚となり、吉田内閣を内部から浄化して行こう、こういう信念はかえておらないと思うのです。しかし残念ながら、これは吉田内閣の性格のしからしめるところでございましよう、一小坂をもつてしては、もはや倒れる大木をささえることはできないようでございます。
○説明員(高橋一郎君) これは私どものほうの問題じや実はございませんので、しかるべき方からお聞きとりを願つたほうがよろしいと思うのでありますが、私は緒方副総理が国会でお話になつておりますところを承わつて、閣僚懇談会のようなものであるというふうに承知しております。
さような意味合いにおいて、私ども政府によつて、閣僚が委員長になることによつて、その政策をどうするこうするということはちつとも考えておらない。事前にできるだけ重要なことが知れれば我々が判断する上に非常に都合がいいのではないかと考えております。
内容を見たつて閣僚だけでやるのだつたら閣僚懇談会と同じだから意味がないと思うのです。これは形式だけでただ改進党を納得させるためにこういうものをされて、政府はやる意思がない、だから予算を組んでない、そう解釈せざるを得ない。只今せつかく努力中と言われましたけれども、それならばこの審議中にこの法案は出るのかどうか。
文相としてあるまじき下品な言葉で言つて、閣僚の品位を、あるいは国会の品位を落したのですが、それはとにかくとして、両当事者間に、もしかして紛争がいろいろできたときには、関係者以外の者が判断してこれに裁断を下すべきではないか。ところが現状は、けんかの相手が当事者であるもう一方の者を処断をした、こういう形がいいか悪いかと私は聞いておる。これは常識論です、どうですか。
閣僚はしよつちゆうかわられる、従つて閣僚に対する責任は、私はあつても薄いと思う。これは長い間局に対処せらるる総理大臣の、悪い意味の責任ばかりじやない、総理のおやりになつたことには、国家に功労のあることは、これは私はもちろん認めます。しかし責任はきわめて明らかにせられなくてはならないというのが、これが公正な見方であろうと思うのでございます。
○河野(密)委員 私は吉田総理大臣に第二にお尋ねいたしたいのでありますが、この事態になつて閣僚の中から、委員会において、あるいはその他の機会において、名をあげられる者が数名出ておる、もとより私たちはいたずらに傷つけんとするような意図を持つものではございませんが、しかしこの事態に対しては何らかの態度をとらなければ相なりません。
従つて閣僚は、国家内外の情勢、あるいは院内の予算審議の情勢等をも勘案して、さらにこの犯罪捜査が重き内容を持つものであるということを、犬養法務大臣からも明言されております。それまで内閣が決意して、これの請求が来ておる。その閣議決定に参画したる閣僚は、本日、内閣総理大臣の請求とまつたく相反したる議決に投票したという政治上の責任は一体どうなるのか。
それは、いやしくも今日の内閣は総理大臣が首班であり、その総理大臣には、内閣法の定めるところによつて閣僚大臣の任免権があるわけであります。従つて総理大臣は、閣僚を任免する自由の権利を持つておるわけであります。
○横路委員 私は緒方副総理にお尋ねしたいのですが、そういう措置につきましては、今後いろいろ国民の疑惑の念を払うためにも、法律によつて閣僚が国との請負契約を結ぶ会社の役員などということについては、当然禁止すべきものだと思う。
従つて、閣僚の方には九時半に出席を求めた。ところが、それを聞いた秘書官等は、九時半いうことはないだろう、何ぼ早くても十時だろうというので、みな十時にここに来るようになつておるそうであります。もう間もなくお見えになりますから、まことに相済みませんが、しばらくお待ち願いたいと思います。
○国務大臣(岡崎勝男君) これは行政官庁はおのおのその職権を持つておりまして、外務省の有する権限の範囲内の問題であるからして、一般的なうこの前の報告によつて閣僚が了承すれば差支えないということであります。
従つて閣僚会議が開かれ、関係閣僚との間におけるいろいろな話合いをすると、田中さんがおつしやつたのですが、そういう関係閣僚と懇談をした、その方法としては、〇・二とか〇・三とか努力し、また予算のわく内操作ということも考えた。このくらいまでなら出せると、いろいろな方法がある。法律改正をしなくても済む方法としては、こういうふうなものもある。いろいろな打開策として考慮される点があると思うのです。
どうして林屋さんが一戸当り五万円相当とお考えになつて閣僚懇談会に持ちだしたかを私がお聞きしたのに対して、「村の幹部と実は三日間夜通しでいろいろ懇談をいたしました結果、五千五百万円くらい支出すればこの話がまとまるだろうということできめて参りました。」こういう答えをしておるんですな、だから事務当局は何も関与しないでやつておるんですから、結局大臣のおるところは責められると出すということになるんですね。
この問題の心理的に及ぼしておる大きな問題は、戦争中指導階級にあつた人たちが、今日はどしどし追放解除になつて、閣僚の地位にも列しておる。おそらく現在の閣僚のうちでも、戦争に積極的協力をしなかつたという人をあげるならば、吉田総理ぐらいなもので、あこの諸君は、閣僚の諸君といえども戦争には積極的に協力した、いわば指導階級の人である。
○岡田宗司君 そうすると一体緒方官房長官の今のお話ですと、閣僚懇談会で大ざつぱにきめた何の基準もなしで五千五百万円を出すとこうおきめになつたのだが、恐らくそれは林屋さんの御要求になつたものであろうと思うのですが、林屋さんはどうして一戸当り五万円が相当とお考えになつて閣僚懇談会にお持ち出しになつたのかお伺いしたい。
かようなことを申しまするのは、先にも申しましたように、私は行政上の責任はうんと思い切つて閣僚が責任を以て自由闊達な腕を揮つて頂きたい、世間にもそう信じさせるような方向に進んで頂きたい、こういうふうに考えておりまするので、申上げにくいことを実は申上げておるわけでありますが、この後何とかこれをなさるお考えはありませんか、お聞かせ願いたいと思います。
それによつて閣僚たちが動くということになると、世間から見るというと、そつちのほうが上で、閣僚たちが行政機関として、こう下に置かれておるような感じを与えないということは私は言えないだろうと思います。私非常に遺憾だと思います。閣僚たちにはむしろお気の毒だ、なぜ総理大臣に対して閣僚の各位が默つていらつしやるのだろうというようなことすら私は考えたことがあります。